不妊治療大国の日本に卵子凍結を広める 選択的卵子凍結保存サービス「グレイスバンク」が始動
晩婚化が進む中、卵子を凍結する女性も増えてくるかもしれません。
不妊治療大国の日本に卵子凍結を広める 選択的卵子凍結保存サービス「グレイスバンク」が始動(WWDJAPAN.com) - Yahoo!ニュース
こんにちは。ガス屋の見習いです。今日の記事は晩婚化が進み、不妊治療件数が増えてくる中、前もって卵子を凍結保存できるというサービスになります。女性の社会進出が進む中、キャリアもプライベートも充実させていく上ではよいものだと思います。
ただ、初期費用10万円、年間3万円というお金を払えるかどうかがカギになると思います。(個人的には液体窒素や電気代を考えるとめちゃくちゃ安いとは思います。)生涯未婚率も増えており、妻はいらないけど子供は欲しいという人もいると思います。
今でも精子バンクというものもありますし。いろんな意味で今後に期待できるサービスだと思います。
話は変わりますが、液体窒素の保管装置。これを支えているのが、真空断熱技術になります。一番身近にあるものはサーモスの水筒やスープジャーではないでしょうか。こういった凍結保存容器にも使われており、以下に冷熱を外に逃がさないかというのが、
ランニングコストに関わってきます。直近でいうとパナソニックが開発したワクチン保管boxですね。あれも継ぎ目をなくすことで断熱性能を高めている優れものです。
記事にもありましたが、たくさんの人の卵子を保存すると思うので、取り違えだけがないことだけを願うばかりです。
それでは。
カセットガス アウトドアトーチバーナー
カセットボンベに接続するだけで使用できるバーナーが岩谷産業から発売されます。
イワタニ、握って点火するカセットガス用バーナー。アウトドアや炙り料理に(Impress Watch) - Yahoo!ニュース
こんにちは。ガス屋の見習いです。カセットガスに接続し、ハンドルを握るだけで使用できるバーナーが発売されます。野外用のカセットガス アウトドアトーチバーナーに加え、カセットガス クッキングトーチバーナーが発売されます。
アウトドア用は木炭などへの火つけ用に、インドア用は食材をあぶることが可能です。興味っがある方はぜひ使ってみてください。私もインドア用の一つ買ってみようと思います。
それでは
缶や瓶より“のどごし”を楽しめる? 「ペットボトル生ビール」が発売2カ月で1万本
こんにちは。ガス屋の見習いです。
缶や瓶より“のどごし”を楽しめる? 「ペットボトル生ビール」が発売2カ月で1万本…人気の秘密を聞いた(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース
以前紹介したガス置換による酸化を防ぐ技術ですね。今回の場合は炭酸ガスによって容器内の酸素を除いているようです。
今回のポイントは二つになります。
①酸素の侵入を防ぐ特殊なペットボトル
この技術は他の業界でもよく使われており、醤油などには既に使われております。これをビールに転用するというのがすごい。本来、缶や瓶で飲むイメージがあるものをあえてペットボトルにするというのには中々勇気が必要だったと思う。
②量り売り専用充填機
ビールを注ぐ前にペットボトル内を炭酸ガスに置換する技術。これは以前紹介した窒素不入装置でも使われている。今まで使われている技術をいかに他に応用するかというのは私自身も考えていかなければならないと思う。
仕事で客先に行くと思いもよらない方法でガスを使用しており、各所で企業努力が見られる。これらを支える根幹が安定供給にある。よく忘れがちになるが、縁の下の力持ちとして頑張っていこうと思う。
それでは。
食品ロスを減らす工夫。廃棄には1兆もの税金が使われています<今日からできる!暮らしのSDGs>
コロナにより売れ残った食材が行き場を探しているそうです。
食品ロスを減らす工夫。廃棄には1兆もの税金が使われています<今日からできる!暮らしのSDGs>(ESSE-online) - Yahoo!ニュース
こんにちは。ガス屋の見習いです。今日も愛媛のスーパーでは養殖の真鯛を配っているとのこと。日本に住んでいるとスーパーに行けば食べたいものを買うことができる。その一方で人口以上の食品を仕入れて、売れなかったものを捨てる必要があります。
コロナで出荷量減… 県産養殖マダイの切り身を無料配布【愛媛】(テレビ愛媛) - Yahoo!ニュース
豊かな暮らしを送るにあたり、毎日違うものは食べたいし、気分によって献立を変えたりする。必要な食材の需要を追うのは難しいもので、ロスが出てくるのは仕方ないことだと思います。
ガス屋としてできることは
①ガス封入により食材の賞味期限を延ばすこと
②急速凍結により品質を維持したまま冷凍保管すること
だと思っております。近頃のニュースではコンビニおにぎりの消費期限を1日伸ばすというニュースがありましたが、この1日の違いにより廃棄量は大きく異なります。
ガス封入技術や急速凍結技術はまた今度紹介していきますが、ガスで世の中の問題を一つでも解決出来たらないいな。私の仕事がガス屋とメーカーとの橋渡しになればいいなと強く思うばかりではあります。
ガスでできることについては勉強しつつ、随時発信していけたらなと思います。
それでは。
ちょっといいワインを飲みきれなかったときにオススメの保存方法
おはようございます。ガスの見習いです。
余ったワインはどのように保存するかについての記事です。ワインは普通に保存しますと、酸化して品質が変わってしまいます。酸化の原因は空気中の酸素によるものです。この酸素を除いてあげることで、酸化を防ぎ、よい状態で保存することが可能です。
記事で紹介しているプライベートプリザーブは窒素充填を簡単に行える優れもので、飲みかけのワイン、日本酒に対して、ワンプッシュするだけでお酒の酸化を防ぐことができます。
酒造メーカーや油メーカーでは窒素ガスによりお酒に使う水の溶存酸素を除去したり、密閉する前に窒素ガスを封入したりしております。動画のように飲料を充填後に液体窒素を垂らし、封をすることで、密閉した際に残る空間内の酸素を除くことが可能です。
最近のニュースではアルゴンガスが食品添加物として許され、今後お酒の保管方法についてはより研究が進むと思われ、今後に期待です。
それでは
水素ステーションの数だけが問題じゃない 燃料自動車の普及へのハードル
こんにちは。ガス屋の見習いです。
今回は燃料自動車に欠かせない水素ステーションのお話です。
水素ステーションの数だけが問題じゃない! 燃料電池車の普及に立ちはだかるハードルとは(WEB CARTOP) - Yahoo!ニュース
業界外でも有名だと思いますが、水素といえば岩谷産業。現在、株が爆上がり中です。この岩谷産業を筆頭に各会社が水素ステーションを建設しており、今後増えることが期待されます。
記事の中には「定期的に検査をしていくという前提で、高圧水素タンクの期限は15年と定められている」とある。ガス種によって充填される容器は異なるのだが、水素など、高圧用の容器は一般複合容器が使われる。この容器は高圧ガス保安法により3年に一度の容器再検査をする必要があり、
かつ15年で廃棄しなければならないという決まりがあります。水素の圧力容器は水素脆化により壊れる報告は多々あり、容器だけでも考えるべきことはたくさんあるので、トヨタの技術力に来たいですね。
他にも高圧ガス保安法によってさまざまな障壁があり、水素ステーションにおいて規制緩和を要請しております。保安距離、安全設備、充填圧力及びセルフ化の可否等、普及させるためには規制緩和は必須なものになると思います。
今後、電気自動車と燃料自動車、どちらが主流になるかわかりませんが、ガス屋としては高圧ガス保安法の規制がどのくらい緩和されるのかは見守っていきたいと思うところです。
それでは
ふん尿は“宝物”!? エネルギーの自給自足を目指す町 北海道興部町
この着目点は見習いたい。
大阪大学と北海道興部町の共同研究で、牛の糞尿に紫外線を当てることによってバイオガスからメタノールとギ酸を生成する技術を開発。近年、牛の糞尿による悪臭や水質汚濁に悩まされている中、
有効活用する方法を見出したとのこと。
メタンなどのバイオガスも二酸化炭素の排出量が少ない燃料として、優秀ですが、
メタノールやギ酸は燃料以外にも化学品合成にも非常に有用です。
似たような話で、光触媒により二酸化炭素をメタノールに変換するという話もあります。こちらは銅触媒に水素と二酸化炭素と光照射によりメタノールと水を作るというもの。
二酸化炭素からメタノールへの変換効率を高める触媒を茨城大などが開発 | TECH+ (mynavi.jp)
二酸化炭素の排出量を減らすだけではなく、有効活用していこうという取り組みが重要なのだと思います。
ガス屋としてその支援活動ができたらと強く思います。それでは