ガス屋の呟き

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【知っておきたい腕時計の基本】ダイバーズウオッチに“穴”!? 防水性は大丈夫なの?

ダイバーズウォッチの防水性はどうなっているのか?ヘリウムガスの放出機構により、防水性を保っている。

 

【知っておきたい腕時計の基本】ダイバーズウオッチに“穴”!? 防水性は大丈夫なの?(ウオッチライフニュース) - Yahoo!ニュース

 

こんにちは。ガス屋の見習いです。今日はダイバーズウォッチについてです。ダイバーズウォッチとは少なくとも水深100mの潜水に耐え、その1.25倍の水圧に耐える耐圧性(水深100mの場合は水深125m相当)があり、潜水時間を知るために使うものです。

 

潜水深度が深い場合、呼吸気体として酸素とヘリウムの混合ガスが使われます。ヘリウムは小さな分子であるため、時計の内部に入り込み、内部圧力が上がることで、時計を破壊させてしまう可能性があります。

 

それを防ぐためにダイバーズウォッチにはヘリウムガスを放出する機構を持っています。ヘリウムエスケープバルブと呼ばれており、内部のヘリウム圧力が一定以上になるとヘリウムを放出するようになっており、内部の圧力が一定以上になるのを防いでいます。

 

ダイバーズウォッチにはヘリウムを放出するための穴がついているが、これはむしろ防水性を保つのに必要なものであります。ただ内部の圧力を一定にしているだけだけど、こういったことに使えるという発想は取り入れていきたいと思える記事でした。

 

それでは