ガス屋の呟き

ガス屋が日々思っている事、感じている事をつぶやきます。

ガスボンベの色について。皆さんは何色見たことありますか?

こんにちはガス屋の見習いです。今日はガスボンベの外装色についてです。中に入っているガス種により細かな規定があります。

皆さんがよくみるLPガス等は灰色ですよね。ガス種によっては灰色以外のガスがあち、基本的には危ないガスのため、扱いに注意するために違う色を塗装してあります。高圧ガス保安法により原則としてボンベの表面積の1/2以上を塗装する必要があり、

可燃性ガスの場合「燃」、毒性ガスの場合「毒」の字を明記必要があります・
以下、容器の塗色についてです。


酸素ガス:黒色 (ガス名:白色)
水素ガス:赤色( ガス名:白色、「燃」の字:白色)
液化炭酸ガス:緑色 (ガス名:白色)
液化アンモニアガス:白色(ガス名:赤色、「燃」の字:赤色、「毒」の字:黒色)
液化塩素ガス:黄色(ガス名:白色、「毒」の字:黒色)
その他 :ねずみ色(可燃性ガスの場合、ガス名:赤色、「燃」の字:赤色
          可燃性ガス以外の場合、ガス名:白色、「毒」の字:黒色)


多くのガスはねずみ色の塗色がされており、ねずみ色のボンベのガスは安全と思われがちですが、危険なガスも多々ありますし、ボンベ自体も高圧ガスが封入されている危険なものです。

ボンベ自体の重量も注意で、よくボンベ転倒による事故も起きております。私がここで書くより、JIMGAのe-learningでよく学んでから取り扱うことを推奨いたします。

 

e-ラーニング・教育資料|一般社団法人日本産業・医療ガス協会 (jimga.or.jp)

それでは。